名文メモブログ#政治と文学

‪@meibunnmemo ‬ツイッターしてます

流れて、さ。

マルテの手記を読んだ。見ることに徹した若者は何者にも見られることなく、歩くやうに流れる。流れて。ゆく。

 

言葉が泳ぐ姿だけ感じて、生きたい。ぼうっとする春の風光とか、秋の風の中に含まれる静けさとか、真っ赤な陽を握り潰して飛び散った午前四時とか。でもね、一番大切なのは、細雪の音。

 


でもさ、君の見てるの美しさなの?オナニーじゃない?そもそも君って存在してていいの?骨の中から腐敗の花が咲いてるよ。床に飛び散る白濁の意識。